衣装ケースを増やさない暮らし
収納を増やすのではなく、「家のサイズに見合う量だけ持つ」という考え方に変えてから、衣装ケースは不要に。収納は増やさず、持ち物を見直す。そんな、ちいさく心地よく暮らす工夫について綴ります。
大木奈ハル子
2026.08.06
読者限定

とあるマンションの前にあった粗大ゴミ。引越しするのかな?色も形もサイズもバラバラな、たくさんの衣装ケース。これを見て、懐かしいような、切ないような気持ちになりました。
荷物が増えて収納に入らなくなったら、次から次へと買い足していったのではないでしょうか?(あくまで私の予想ですが…)
収納ケース、モノを隠す道具になってない?
私の実家の収納や家具もずっとこんな感じでした。団地の押し入れの中には、規格違いの衣装ケースがびっしり。押し入れの奥に衣装ケースを入れたものの、手前に段ボールを積んでしまって取り出せない、なんてザラ。
いらなくなったモノや、棚から溢れたあれこれを、収納ケースを買ってきて詰め込み、蓋をして天袋にしまい込む。「臭いものに蓋をする」ということわざがありますが、それに近いものを感じます。収納していると見せかけて、見たくないものを隠してるんですよね。
押し入れの引き戸の中央にある引き出しは、「あかずの引き出し」になり、蓋つきの深いタイプは天袋に放り込んだが最後、永遠に取り出すことはありませんでした。
衣装ケースは手頃な価格で、大型家具と違い軽くて扱いやすいので、ついつい条件反射的に増やしてしまいます。
わかるわかる。だって、我が家もそうだったから。